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【昔話シリーズ】欧州選手権観戦記-2 [1996欧州選手権観戦記]

■1996.06.15(土) フランス-スペインの日

時差ボケでAM5:00に目が覚める。二度寝しようとしても眠れず。
ホテルを出てキングスクロス駅へ向かう。

この日はイングランド-スコットランドの日である。(最古の国際試合ってヤツですな)
通りにはスコットランドサポが数多くいる。いや普通に目立ちますが。

11:00過ぎ、キングスクロス出発。フランス、スペイン両方のサポがちらほら。
13:30頃、予定通りリーズ着。スタジアムはかなり遠いがバスが出てるらしく乗り場を地図で確認。
それぞれのホテルへチェックインすべくロペさんと一時別れる。

リーズから電車で30分程のハロゲイトのホテルに無事チェックイン。
リーズに戻りバス乗り場を警官に聞くも嘘を教えられ、しばしさまよう。
何とか辿り着いたバス乗り場(実はただの歩道の一部)はフランス人、スペイン人、イギリス人、一般歩行者が入り乱れる地獄絵図であった。途方に暮れる日本人約一名。
何とかチケットを買いバスに乗る。15分程でエランドロード着。
この時既に17:30近く。キックオフは18:00でグッズも買いたいが取敢ずスタジアムに入場。

席はバックスタンド、センターライン付近、下から2/3といった所。かなり見やすい。
グランドではフランス、スペイン両チームがアップ中。
おぉジョルカエフだデシャンだカランブーだ.........。
そうこうしてるとロペさんが登場。いよいよだね、いよいよですねと何だか落ち着かない。当然か。

前半。
フランス攻める。パス回しが楽しい。カランブーの運動量はホントに凄い。見た目も凄い。
『夜道で突然カランブーに会ったら怖いだろうなぁ...』ロペさんが呟く。
昼間でも十分怖いと思います。
守りではデサイーが素晴らしい。上からも下からも通さない。正に鉄壁。
ミランでの中盤での起用と代表でのCBどっちが適正なのか...。

突然メインスタンドからウェーブが起こる。確かに最後は少々退屈であった。
スペインいいとこなし、いつフランスが点を取るかそんな印象で0-0のまま前半終了。

後半。
開始早々カランブーのパスからジョルカエフが先制。おおっ。
これからフランスの得点ラッシュか...と期待したものの前半と同じく攻めきれず点にはならず。
逆に守りに入りだした様に見えるフランス。弱気だ。

スペイン交代で点を取りに行くも、フランスも同じ交代で効果的に守りを固める。

スペイン最後の選手交代。
僕   『スペイン選手変えますね。誰だろう?』
ロペさん『フリオ・サリナスなんて出ないかなぁ。』
僕   『そりゃないんじゃないですかねぇ。あ”っ』
果たして、フリオ・サリナスその人であった。力なく笑う日本人二名。

試合は終了寸前、カミネロが決め1-1で終了。
デシャンのクリアを拾われて...の失点だが後ろにリザラズが体勢十分でいただけに悔やまれる失点であった。
お祭り騒ぎのスペインサポータ。一方暗いムードのフランスサポータ。
勝点4でフランスとブルガリア、勝点2でスペイン。次節でスペインの勝点3(対ルーマニア)は固いだけに、、万が一フランスは次負けるとヤバイ。
しかも、相手は“あの”ブルガリアだ。そんな事を考えつつスタジアムを後にする。


もっと正面で取れば良かった。
この後、リーズはアホみたいな(失礼)補強で自滅して降格するとは思いもしなかった。

今日も就寝前、リネカーの番組を見る。イングランド-スコットランド戦が先だ。
スコットランド惜しかったなぁと思いつつ(ガスコインにやられて0-2で敗戦)、フランス-スペイン戦が始まるのを待つ...が、イングランド関係のリプレイやらインタビューやらで
なかなか始まらない。堪えきらず寝る...........

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本日の鉄道移動距離 386km
  総鉄道移動距離 386km

エランドロード


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