【昔話シリーズ】欧州選手権観戦記-7 [1996欧州選手権観戦記]
■1996.06.20(木) 聖地巡礼の日
ロンドン在住の知人と昼食の約束をしているので、朝ややゆっくりしてホテルを出る。
地下鉄に乗る前にいつもの様に“SUN”を買う。一面はサッキ、最終面はゾラ。
『イタリア奇蹟の一次ラウンド突破』といったところか、と読んでいたら、“sad”やら“unhappy”やら不景気な文字が踊る。ページをめくって順位表を見ると、チェコが二位でイタリアは三位。
得失点差ではなく、直接対決優先か...と気付いたのはこの時。
昨日の中継のチェコが3-3に追い付いてからのサッキのアップはそのせいだったのか。
----
※追記
この大会のイタリアの詳細については、菊一文字さんのブログに詳しくあります。
http://blog.so-net.ne.jp/thistle/2006-10-01
----
知人(日本人)と旦那(英国人)とその友人二人(英国人)と昼食。結局ここでもパスタ。まぁ好物だからいいんだけど。
日本からわざわざfootballを見に来た、と紹介される。
一人だけ食いついてきて、『当然イングランドが4-1で勝った試合は見たんだろうな?』と突っ込まれる。
うっ。いゃ実はイングランドの試合は見てないんです、と説明すると、やれやれ何しに来たんだか、と云う表情をされる。ごめんなさい。
昼食中、色々観光の穴場を教えてもらったが、午後の行き先は決まっている。
地下鉄を乗り継ぎ、一路、ウェンブリーへ。
大会期間中だけに、ツアーはやってないか?と思いつつも一目見ておきたい。
ワクワクしつつ、ウェンブリー着。『Tour Open』の文字が見える。やった。
何十人もの行列があり、げげっと思ったが、どうやら準々決勝以降のチケット販売の列らしく、スタジアムツアーは出発直前のグループに滑り込むことができた。
まず、モニターが並ぶ小さな部屋に入り、簡単な説明と各自(十人ほど)の簡単な自己紹介の後、スタンドへ。
Q-ファイナルのイングランド-スペインを待つ、ウェンブリースタジアム。芝の状態はかなりいい。
#このスタジアムは既に解体済み。この時来ておいてホントに良かった。
----
※追記(2007.05.26)
マリンかもめさんにより、新ウェンブリーでのFAカップファイナルの記事。
http://blog.so-net.ne.jp/marin-kamome/2007-05-20-1
----
その後、スタジアム内部に入って、下のフロアへ。
ホームチームの控え室。イングランド代表のシャツがかけてある。
選手が実際に通るルートでグランドへ。この時、歓声の音がスピーカーからかなりの音量で流される。ちょっとトリハダたった。
ちょっと遠いグランド。試合の無い時は芝に入れるらしいけど、EURO期間中につき、これ以上入れなかった。残念。
メインスタンドに登って...。
用意してあるトロフィーで記念撮影。
ウェンブリー、なつかしいです。
ちょうどこの頃ロンドンに住んでいて、1度だけ日本代表の親善試合(たしか・・・)を見に行ったことがあります。
Jリーグが始まる直前くらいから私のサッカー観戦は始まったのですが、この頃はまだ海外のサッカーはあんまり興味もなくて・・・。
今思うと、せっかく本場にいたのに残念かも。
by それいゆ (2006-09-19 00:58)
>それいゆさん
nice!ありがとうございます。
1995年のアンブロカップですね。井原のヘッドで1-1に追いついて、
最後の最後でテツのハンドでPK取られた試合。
ウェンブリーでイングランド代表ってだけですごいのに、唯一の日本戦とは!!
いやー素晴らしい観戦暦をお持ちで羨ましい限りです...。
試合は見られませんでしたが、非常に重みを感じるスタジアムでした。
新スタジアム建設のため解体したのを考えると、中途半端な観光せずに、
スタジアムツアーに参加できてホントに正解だったと思います。
by mineja (2006-09-19 21:01)