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2013.03.12埼玉スタジアムアウェイゴル裏事件簿! [football]

■2013.03.12(火)

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2013アジアチャンピオンズリーグ!

僕の愛する、Muangthong Unitedが埼玉にやって来ましたのでアウェイゴル裏で応援してきました!楽しく美しい時間でした!その真実をお伝えします!
事実誤認や追加情報ありましたら、コメントか、ツイッター@_minejaまで一言ください!特に浦和サイドからのタレコミお待ちしています!


まず、Muangthong Unitedというチームについて。
チームの創設はエンブレムにもありますが、1989年。比較的新しいチームです。Jリーグが1993年スタートなのでその時期に当たります。しかし、JリーグのほとんどのチームがJSLに所属していたことを考えると、20年ちょっとでACL出場。これって実は結構スゴイことなんです。
まあ詳しくは、wikipediaを参照して頂くのが確実なのですが、チームは当然地域の下部のリーグからスタートし、全国リーグに進みます。そして、
-2007年Division2優勝
-2008年Division1優勝
-2009年TPL優勝
というタイでも奇跡と言われた、三年間で違うDivisionのリーグを全て優勝という快挙を成し遂げ、タイでの強豪チームの座を獲得します。
(※まあこの裏にはアディダスとヤマハ発動機による潤沢な資金提供があったりするんですが細けぇ(r

そして、ACLへの挑戦。過去二回はいずれもプレイオフで敗退しています。ACLへのストレートインの権利をインドネシアやシンガポールが持っていたからなのですが、インドネシアの混乱(トップリーグが利権争いで2つのリーグに分裂し、全く解決の目処がたっていない)などあり、タイにストレートインの権利が与えられ、遂に今期、ACL初出場を叶えました!

今期のチームの中心は、#10、Teerasil Dangda。タイ代表でも#10を務める、おそらく現状、東南アジアで最高のストライカー。開幕前はアトレティコマドリーの練習に参加し、ファルカオの移籍動向によっては、アトレティコが獲得するのでは?と話題になりました。
そして、火曜日の試合では出場しませんでしたが、チームキャプテンで代表でもTeerasilとコンビを組む、#7、Datsakorn Thonglao。ブンデスリーグ出場はできませんでしたが、カイザースラウテルンに1シーズン在籍したことのあるテクニシャンです。
前半途中に不本意なファウルで退場してしまった、#23、Piyaphon Bantao。粘りのある守備とロングスロウが持ち味なのですが、どちらも披露できず。コンディションに問題があったのかも知れません。
もう一人、シーズン前の怪我(4~6ヶ月の重傷)で来日できなかった、正GKの#26、Kawin Thamsatchananも素晴らしい選手です。タイ代表でもレギュラーで、判断が早く、ハイボールに強く、フィードも正確。彼の怪我がなければ…と正直、思います。

さて、それでは当日の真相を時系列で。
会社を午後半休しまして、飯のついでに、ジュビロのオフィシャルショップへ。交換用のマフラーを買います。
新幹線で東京に向かいます。品川で京浜東北線に乗り換えたのですが、時間帯的に各駅停車だけでした。東京まで行った方が良かったのかな?まあ時間はあるのでのんびり行きます。
電車は南浦和止まり。ツイッターで情報収集したところ、南浦和からバスは出てないそうなので、南浦和で乗り換えて浦和駅へ。
すこしお茶休憩の後、パルコの横のバス乗り場からシャトルバスに乗ります。浦和のシャツを着た濃いサポは数人でまだ暖まってない感じでしたね。
揺ら揺らとバスに揺られて埼玉スタジアムへ!2007年のなでしこリーグカップ準決勝で来たことはありますが、スタジアムに入るのは初めてです。大きいですね!
スタジアムをぐるっと回ってアウェイゴール側へ。屋台が出ててテラス席も用意されています。そこにムアントンサポートが。早くも歌い、フラッグをかざし、いい体温に暖まってます!さっそく持参したアディダス時代のシャツを来て合流!

J's Goalの記事:http://www.jsgoal.jp/photo/00110000/00110064.html
中央のニット帽が管理人です。

ヤマハつながりでムアントンファンだぜ!っていうのを伝えると握手写真攻めです。嬉しい楽しい!

http://www.jsgoal.jp/photo/00110000/00110063.html
真ん中でトラメガ持ってるのが、イケメンコルリダ氏。

盛り上がってる最中に日本人の記者の方に話しかけられます。何と、Jリーグメディアプロモーションアジア戦略室の山下氏でした!J's Goalの「アジアに行こう!」を始められた仕掛け人です。僕がアジアにはまった訳や、ムアントンとの関係などを取材していただきました!

http://www.jsgoal.jp/photo/00110000/00110068.html
そんなこんなで、J's Goalデビューしてしまいました!

■入場

キックオフ時間が近づいて来たのでスタジアムに入場します。埼玉スタジアムはペットボトルOKとのことなので特に問題はなし。警備も荷物チェックもACLにしては温い感じがしましたけど、韓国や中国のクラブの場合はまた違うのでしょうか?
ゴル裏スタンドへ。タイ語の通訳の方が禁煙の旨などを説明しています。ムアントンサポーターに割り当てられたのは横1ブロック。その左右横の1ブロックずつが緩衝地帯として空けられています。ムアントンサポの人数と気性を考えたら、厳重すぎる気がしますが、AFCの基準なんでしょうね。警備員もそれなりの数がいました。
サポーター、いわゆるウルトラな皆さんは最前列へ。太鼓の場所、コルリダの場所などを決めて、準備を進めます。
その間、記念撮影なんぞをみなさんパシャパシャやってます。ほぼ全員がスマホを持ち、iPadやデジイチのガジェットも多くみました。タイは今、空前の好景気なのですが、やはり日本にまで来るサポーターはそれなりの富裕層なのかな、と感じました。
前に来いよ!一緒に応援しようぜ!と声をかけられますますが人待ちのためゲート近くで待機。

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試合前アップのために選手がピッチへ。

サポは大声援。浦和サポはブーイング。険悪じゃないいい感じです。いよいよって温度になってきました。
タイからやって来たのは上の写真の20~30人程度でした。昨年、大サポーター軍団を送り込んできたブリラムユナイテッドに比べたらちょっと寂しい感じではありますが、あそこはちょっとプロサポーターだからねえ。
スタメン紹介。Datsakornベンチが意外。サポに聞いたら、「今日は3-5-2らしいから」とのこと。4-4-2が基本スタイルのムアントンがここで変えてきましたか。確かにTPL開幕二試合は守備が不安定だったので分からなくはないですが、いつものスタイルでやって欲しかったというのが正直。

■前半

キックオフ直前に@jubilo1833さんと無事合流し、サポーター軍団に混じります。
タイ語はさっぱり分かりませんが、基本的に「ラーラーラー」「オーオーオー」の歌が多く一緒に歌えました。

キックオフ。まあ試合の細かいのはいいですよね。
序盤から主導権を浦和に握られて、CKから失点。その後にPiyaphonが二枚のイエローカードで退場となり劣勢のまま前半を終えます。
退場するPiyaphonにコールを送っていたのが印象的でした。

■ハーフタイム

ぬるりと隙をうかがいサポ中心地へ。太鼓氏やイケメンコルリダ氏に近づきます。そしてジュビロ磐田の古いマフラーを見せると!好反応!(ジュビロ磐田とムアントンユナイテッドは業務提携を結んでいます)
@jubilo1833さんも続きます。スマホの磐田のキーホルダーを見せて↑↑↑!!!
「磐田サポで静岡から来たんだよー」的な会話をします!
コルリダ氏がニヤリと笑い、「ジュビロ磐田」コール!サポ軍団も続きます!
何か嬉しいけどえーACLなのに大丈夫なのー、と@jubilo1833さんと共にうろたえます。
しかし、磐田マフラーの効果は絶大!これはきっと試合後の交換は受け入れてくれるのを確信!
出汁につかった古いマフラーはチラチラ見てた女の子にプレゼント。すごい喜んでくれてこちらも嬉しい!
(余談:その後、マリノスコール、チャンライ(TPLのチーム)コールなども発生します。sennanaさんがブリラムのマフラーを取り出したら、コルリダ氏が眉間にシワを寄せ、「それは駄目だ。ノーブリラム」と却下www)

http://blog.livedoor.jp/domesoccer/archives/52022428.html
ドメサカ板の記事

■後半

結果的には3点を追加され、終了間際に1点を返すのがやっと。浦和もそんなに良くなかったと思うけど、きっちり点を取る辺りは流石ですね。
失点を重ねるごとにサポーターのテンションは落ちていき、0-4時点ではかなりどんよりしていました。残り五分をきった辺りでみんなで肩をくんで少しスロウな歌を歌います。蛍の光みたいなもんでしょうか。
そうすると!後半ロスタイムにカウンターから1点!最後の最後に盛り上がります!
そしてそして、再度みんなで肩を組みます!何故かピッチを背にして!オーロラビジョンで得点を確認でしょうか?
しかししかししかし、何と!浦和の中の人はムアントンのゴールをリプレイしてくれませんでした!

■試合終了

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試合後、アウェイゴル裏に挨拶に来た選手にブーイングの一つもなくひたすらムアントンコールを繰り返します。

選手、スタッフも何も言わずスタンドをじっと見つめています。美しい光景です。
…3分
...5分
...長いよ...
「ひょっとしてこれ説教なんじゃね?」
という会話が日本人で行われます。ブリラムもこんな感じだったそうなのでタイの文化なのかも知れません。
ひとしきり愛の説教タイムが終わったあと、選手が一人スタンド前までやって来てシャツを投げていました。

さて、イケメンコルリダ氏。少ないないお金を払って日本までやって来て完敗。泣きたいでしょう、叫びたいでしょう。しかしそれをしてしまってはグループは統率できません。数秒間空を見つめたあと。

浦和コール!

サポーター軍団も続きます!美しい!
ホームのゴル裏には届かなかったかも知れない。浦和のスタイルじゃないかも知れない。浦和サポからはムアントンコールは返ってきませんでした。でも、こういうのは見返りを求めてやるもんじゃないのです。サッカーとは美しいものです。試合中は敵味方かも知れないけど、試合が終わればサッカーを愛する仲間なのです!

もしも!これが浦和サポーターが読んでくれていたら!
5/1のムアントンのホームの試合でコールをしてくれたらそれは男前だと思います!管理人も行きますので!

コルリダ氏に向かって、サポの女の子が、「We are Redsコールをしよう」と提案します。しかしイケメンコルリダ氏はそれを却下。最高に男前だと思います!

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管理人も物々交換でムアントンマフラーをげっと!向こうもすごい喜んでくれてます!

色々書き足りないし書き足す気もしますが取り急ぎ以上!
次はSCGスタジアム(ACLではサンダードームスタジアム)での浦和!楽しみです!

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ここまで長文お付き合いいただいた方にボーナストラック!ムアントンサポナンバーワン美人と2ショット!にやけているのは仕様です!仕様ですから!
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